ESR、兵庫県川西市で大型物流施設竣工
ESRは6月3日、兵庫県川西市でマルチテナント型物流施設「ESR川西ディストリビューションセンター1(川西DC1)」が5月31日に竣工したと発表した。
川西DC1は、総敷地面積50万5281m²の大規模物流開発「ESR川西ディストリビューションセンター(川西DC)」内の2号棟で、敷地面積6万2863m²、延床面積11万9500m²の地上6階建て免震構造のシングルランプ式物流施設。川西DCは全国38件目、関西圏7件目のプロジェクトで、2期に分けて開発を進めている。
すでに川西DC1の1~3階にはテナントが決定しており、残り区画についても複数の引き合いがある。倉庫は梁下有効高が1階6.5m、2~6階5.5m、床荷重は1階2.0t/m²、2~6階1.5t/m²、柱ピッチ11m×11mとし、1フロアを最大3分割、最小区画約950坪とすることで、クロスドック型や保管型、自動倉庫など多様なオペレーションに対応可能。シングルランプ式を採用し全階での接車を可能。
立地面では、新名神高速道路「川西IC」から3.9km、「池田木部IC」から阪神高速11号池田線経由で大阪国際空港まで約11kmに位置し、大阪中心市街地まで30分以内、神戸市や京都市までも1時間以内の配送が可能な交通条件を備える。2027年度の新名神高速道路全線開通により、西日本広域へのアクセス向上が見込まれている。
施設内には最上階6階にラウンジや24時間営業ショップ、屋上バルコニーを設置し、普通車134台、大型車25台分の駐車場やバイク・自転車駐輪場も整備した。能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅から約200mと公共交通の利便性も高く、同駅と川西DC1、川西DC2を結ぶ無料シャトルバスを平日に運行する計画。
防災・BCP面では免震構造を採用し、22kVの特高受電を2回線方式で受電することで冗長性を確保した。24時間常駐警備に加え、顔認証システムや遠隔操作可能な監視カメラを導入し、セキュリティ水準を高めた。
環境面では、太陽光パネルにより最大1800kWの発電を計画し、環境配慮型の設計によりCASBEE Aランク、BELS5スター、ZEB認証を取得した。川西市とは、長年開発が停滞していた住宅系用途地域から工業地域への用途変更と都市計画法29条開発許可を経て本プロジェクトを推進しており、同社は地域の雇用創出や防災拠点機能を通じ、地域経済への貢献を図る。
物流施設概要
所在地:兵庫県川西市東畦野字⾧尾1-444
敷地面積:[川西DC全体] 505,281m²(152,848坪)/[DC1] 62,863m²(19,016坪)
延床面積:[DC1] 119,500m²(36,148坪)
用途地域:工業地域
構造:[DC1] 地上6階建・PCaPC造・免震構造
設計・施工:五洋建設(株)
アクセス:【車】新名神高速道路「川西IC」より3.9km 【電車】能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅より200m
着工:[DC1] 2023年10月1日
竣工:[DC1] 2025年5月31日