オリックス不動産、三郷で物流施設2棟着工
オリックス不動産は10月22日、埼玉県三郷市でマルチテナント型物流施設「三郷Ⅰロジスティクスセンター」「三郷Ⅱロジスティクスセンター」の開発に着手したと発表した。
同社は東名阪を中心に物流施設51物件の投資開発実績を持ち、2022年3月以降は全物件で100%再生可能エネルギー由来電力の供給に対応した環境配慮型施設の開発を行っている。首都圏でのEC拡大やリードタイム短縮需要、環境対応ニーズの高まりを背景に、都心から1時間圏内での最新型物流拠点の整備を進める。
三郷Ⅰロジスティクスセンターは、外環道「外環三郷西IC」から約2kmに位置し、東京都心や首都圏広域への配送拠点として想定する。4階建てで各階に直接アクセス可能なランプウェイ型とし、最大76台の10t車が同時接車可能なバースを備える。最小で1テナント1フロア(約2,600坪)から、最大4テナントの入居に対応する計画。館内には同社として初めて全館空調を導入し、各階に専用カフェラウンジを設ける。カフェラウンジは竣工1年前までの要望に応じ、無償で応接室や更衣室に変更できる仕様。
三郷Ⅱロジスティクスセンターは、外環道「外環三郷西IC」から約2.9km、常磐道「三郷IC」から約2.6kmに位置し、東京都心まで1時間以内で配送可能。JR武蔵野線「三郷」駅から約1.1kmで、徒歩通勤が可能な立地とし、雇用確保に配慮した。1階にバースを設け、最大24台の10t車が同時接車可能としたうえ、各区画に荷物用エレベーターと垂直搬送機を1基ずつ配備し、最大2テナントの入居に対応する。リーシング区画は1階半面と2階、1階半面と3階のメゾネット仕様とし、縦搬送を抑えた2層使いで作業効率の向上を図る。主要電気設備を2階の設備バルコニーに集約するなど、BCP対応も織り込んだ。
両施設には全館空調を備え、従業員の就労環境を高めるとともに、屋根面に第三者所有モデル(PPA)による太陽光発電設備を設置し、施設内での電力利用を可能とする。夜間や悪天候時に太陽光発電の供給量が不足する場合は、非化石証書付きの電力を供給し、入居テナントが使用電力の100%を再生可能エネルギー由来とする運用を想定する。敷地内駐車場にはEV充電スタンドも設置予定とし、LED照明の採用などと合わせて、両物件でCASBEE(新築)Aランクの取得を前提に計画を進める。
物流施設概要
◇ 三郷1ロジスティクスセンター
所在地:埼玉県三郷市彦糸2丁目140他(地番)
交通手段:東京外環自動車道「外環三郷西IC」から約2km、JR武蔵野線「新三郷駅」から約2.3km(東武バスで約5分、「十街区」バス停より徒歩4分)
敷地面積:18,077.75m²(約5,468.51坪)
延床面積:45,218.02m²(約13,678.45坪)
募集区画:最小約2,600坪から、最大4テナントの入居が可能
規模・構造:地上4階建て、鉄骨造
駐車場台数:普通車55台(うち軽自動車17台)、大型トラック待機場6台
その他:トラックバース76台(10t車)、床荷重1.5t/m²、梁下有効高:5.5m以上、全館LED完備、非常用発電機完備、太陽光発電設備実装、電気自動車(EV)充電スタンド4基設置
設計:大豊建設(株)
施工:大豊建設(株)
着工:2024年10月15日
竣工:2026年1月(予定)
◇ 三郷Ⅱロジスティクスセンター
所在地:埼玉県三郷市南蓮沼288-1他(地番)
交通手段:東京外環自動車道「外環三郷西IC」から約2.9km、常磐自動車道「三郷IC」から約2.6km、JR武蔵野線「三郷」駅から約1.1km(徒歩で約15分)
敷地面積:13,164.51m²(約3,982.26坪)
延床面積:19,237.08m²(約5,819.22坪)
募集区画:最小約2,700坪から、最大2テナントの入居が可能
規模・構造:地上3階建て、鉄骨造
駐車場台数:普通車55台(軽車両専用駐車場1台含む)、大型トラック待機場4台
その他:トラックバース24台(10t車)、床荷重1.5t/m²、梁下有効高:5.5m以上、全館LED完備、非常用発電機完備、主要電気設備を2階の設備バルコニーに設置、太陽光発電設備実装、電気自動車(EV)充電スタンド2基設置
設計:(株)東洋建設
施工:(株)東洋建設
着工:2024年9月1日
竣工:2025年10月(予定)