オリックス不動産、ZEB物流施設を大阪・高槻に竣工
オリックス不動産は7月9日、大阪府高槻市でマルチテナント型物流施設「高槻ロジスティクスセンター」が完成したと発表した。
同社は東名阪を中心に物流施設の投資開発を進めており、関西圏では広域配送と都市近郊配送の双方に対応できる拠点整備を急いでいる。新名神高速道路高槻ICから約6.5km、名神高速道路茨木ICから約7.0kmと、日本の東西を結ぶ幹線道路に近接し、大阪・京都の中間に位置する希少な立地を生かしてサプライチェーン高度化の需要を取り込む。
高槻ロジスティクスセンターは鉄骨造地上4階建てで、延床面積は63,261.53m²。1階と3階に直接アクセスできるスロープを設け、10t車が同時に83台接車可能なトラックバースを備える。床荷重1.5t/m²、梁下有効高5.5m以上(一部約6.9m)とし、多様な保管ニーズに対応する仕様。免震構造や非常用自家発電機を採用し、BCP対応も図った。
4階には107席のカフェテリア、敷地内別棟にシャワーブース付きドライバー休憩室を設けるなど、雇用確保と職場環境改善に配慮した。普通車132台、大型トラック待機場19台、自転車・バイク189台の駐車区画も確保した。
屋上には第三者所有モデルによる太陽光発電設備を設置し、発電電力を施設内で利用するほか、不足分については非化石証書付き電力を供給する仕組み。使用電力を100%再生可能エネルギー由来とし、年間一次エネルギー消費量を実質ゼロとするZEBの最高ランク評価をBELSで取得した。CASBEE(新築)Aランクも取得し、全館LED照明やEV充電スタンド3基の設置など環境配慮型物流施設として運用する。
物流施設概要
名称:高槻ロジスティクスセンター
所在地:大阪府高槻市下田部町2丁目7番1
交通手段:新名神高速道路「高槻IC」から約6.5km、名神高速道路「茨木IC」から約7.0km、阪急京都線「高槻市」駅から約2.1km、高槻市営バス「二十」バス停から約150m(徒歩約2分)
敷地面積:29,347.26m²(約8,877.54坪)
延床面積:63,261.53m²(約19,136.61坪)
規模・構造:地上4階建て、鉄骨造、免震構造
駐車場台数:普通車132台、大型トラック待機場19台、自転車・バイク189台
その他:トラックバース83台/10t車、床荷重1.5t/m²、梁下有効高:5.5m以上、全館LED完備、非常用発電機完備、太陽光発電設備実装、電気自動車(EV)充電スタンド3基設置
設計・施工:前田建設工業(株)
着工:2024年1月4日
竣工:2025年6月30日