大和ハウス工業、米国テキサス州の物流施設開発着工
大和ハウス工業は8月27日、米国大手不動産デベロッパーのTrammell Crow Companyと米国テキサス州ヒューストン南西部で同社として米国初となる物流施設開発プロジェクト「Blue Ridge Commerce Center」を着工したと発表した。
同社は日本国内で物流施設やデータセンター開発を手掛け、事業施設事業の売上高は2024年3月期に1兆2,944億円となり全体の約24%を占めた。物流施設は日本でBTS型とマルチテナント型を合わせて332棟、総延床面積約1,294万m²を開発してきたほか、ASEAN各国でもマルチテナント型物流施設を展開しており、米国事業と事業施設事業の拡大を目的に今回の開発に踏み切った。
「Blue Ridge Commerce Center」はヒューストン南西部の約37.1万m²の敷地に平屋建て5棟のマルチテナント型物流施設を建設する計画で、総延床面積・賃貸面積は約12.5万m²となる。ヘルスケア、石油・エネルギー、飲食料品、消費財、製造業、物流業など幅広いテナント需要を見込む。全5棟で国際的環境認証「LEED Certified」を取得予定とし、うち1棟には太陽光発電設備を設置し自家消費型で運用する計画。
開発地はヒューストン中心部から約34kmに位置し、環状道路「Beltway8」から約3.2kmと近接する。ヒューストン港の「バーバーズ・カット・ターミナル」から約58km、国際空港から約67kmにあり、空路・陸路・海路へのアクセスに優れる。ヒューストンでは人口増加やEC需要拡大、港湾貨物量の増加を背景に物流施設の空室率が2021年の8.0%から2024年には4.5%まで低下しており、同社は安定的な需要が続くと見込んでいる。
同社は今回のプロジェクトをDaiwa House Texas Inc.を通じて行い、米国とASEANでの事業施設開発を一段と加速する。
プロジェクト概要
名称:Blue Ridge Commerce Center(ブルーリッジコマースセンター)
所在地:テキサス州フォートベンド郡ヒューストン都市圏 マクハードロード・フォートベンドパークウェイ北西部 Northwest corner of McHard Rd and Fort Bend Parkway, Houston, Fort Bend County,Texas
交通:ヒューストン中心部から約34km、「バーバーズ・カット・ターミナル」から約58km、「ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル国際空港」から約67km
敷地面積:371,259m²
総延床面積・総賃貸面積:125,471m²(計5棟)
延床面積・賃貸面積:ビルディング1 23,875m²、ビルディング2 14,643m²、ビルディング3 14,299m²、ビルディング4 32,613m²、ビルディング5 40,041m²
高さ:ビルディング1 10.97m、ビルディング2 9.75m、ビルディング3 8.53m、ビルディング4 10.97m、ビルディング5 10.97m
構造・階数:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:Blue Ridge Commerce Center West LLC(出資比率非公表)
設計:Seeberger Architecture
施工:E.E. Reed Construction(本体建屋工事)・Linco Construction Co.(公共工事)
事業費:非公表
着工:2024年8月12日(米国時間)
竣工:2025年8月上旬(予定)
入居:2025年9月中旬(予定)