ESR、神奈川県川崎市に新物流施設竣工

ESRは9月2日、神奈川県川崎市川崎区に4階建てマルチテナント型物流施設「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター(川崎浮島DC)」の竣工を発表した。

同施設は4階建てで敷地面積32,227㎡、延床面積69,550㎡で、物流施設としての効率性を重視した設計となっており、メゾネット式の倉庫を備え、最小2,900坪から最大6テナントに分割可能。スロープにより3階までトラックが直接アクセスでき、トラックバースは1・3階それぞれ30台分を確保。倉庫内には荷物用エレベーターや垂直搬送機を設置し、冷蔵冷凍貨物にも対応可能。また、大型車と普通車の出入口を分離し、トラック待機場20台分を確保することで、安全かつ効率的な物流オペレーションを実現している。

立地は京浜工業地帯の中心に位置し、東京都心や横浜市への優れたアクセスを活かし、多様な物流ニーズに対応する。特に、首都高速湾岸線や東京湾アクアラインの近接性により、輸出入貨物配送に優位性を持ち、eコマースや医療品配送の需要にも応えられるようになっている。

施設内はバリアフリー設計を採用し、エントランスにスロープや優先駐車スペースを設置。ラウンジを備え、通勤の利便性を高めるため駐車場141台やバイク駐輪場9台も完備する。

環境対策では全館LED照明や省エネ設備を導入し、CASBEEAランク認証・BELS5スターを取得。2MW規模の太陽光発電所を設置し、グリーン電力証書を発行予定。また、BCP(事業継続計画)対策として免震鉄骨構造を採用し、非常用自家発電設備も完備。停電時でも防災センターや荷物用エレベーターの一部が稼働可能。沿岸部に位置するものの、津波や高潮のリスクを抑えた設計となっている。

新物流施設概要

名称:ESR川崎浮島ディストリビューションセンター
所在地:神奈川県川崎市川崎区浮島町400-36
敷地面積:32,227㎡(9,749坪)
延床面積:69,550㎡(21,039坪)
構造:4階建て/免震鉄骨構造
工事期間:2021年3月1日~2022年8月31日

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