ESR、神奈川県川崎市に新物流倉庫竣工

ESRは4月6日、神奈川県川崎市東扇島に敷地面積77,725㎡、延床面積349,003㎡、9階建てのマルチテナント型物流施設「ESR東扇島ディストリビューションセンター(東扇島DC)」を竣工したと発表した。

同施設は全階に45フィートのコンテナトレーラーが通行可能な一方通行型の中央車路式構造を採用し、上り下り専用のランプウェイで2階〜8階の各フロアへ直接アクセス可能。1階は東側が低床式、西側が高床式(センターバース)となったハイブリッド構造で、より柔軟なオペレーションが可能。

倉庫機能としては、1階が冷蔵・冷凍ニーズに対応しており、有効高6.5m・床荷重2t/㎡を確保。2階〜8階は有効高5.5m(8階は最大8.5m)、床荷重1.5t/㎡で、すべての階で2.5tのフォークリフトが走行可能。柱スパンは間口11m×奥行き11.25mを基本とし、5階〜8階にはスプリンクラーを設置し、防火区画を3,000㎡以内に拡張。これにより壁の少ない、柔軟なレイアウトが可能な空間となる。

美観にも配慮し、壁面緑化や照明、ガラスカーテンウォールなどを採用。羽田空港や東京湾を見渡せるスカイデッキも備えている。

立地は都心・羽田空港・港湾に近く、陸海空すべての交通網に優れた首都圏屈指の好立地にあり、将来的には川崎港臨港道路の完成でさらなるアクセス向上が見込まれる。

また、免震構造や非常用電源、津波対策、顔認証などの高度なBCP・セキュリティ体制も整えているほか、JR川崎駅と施設を結ぶ送迎バス運行も開始し、通勤利便性にも配慮。

同社は今後も「人を中心に考えたデザイン」を掲げ、より高度な物流施設の実現を目指すとしている。

新物流施設概要

名称:ESR 東扇島ディストリビューションセンター 施設概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島21
敷地面積:77,725m²(23,512坪)
延床面積:349,003m²(105,573坪)
構造:地上9階建・PCaPC造・免震構造
企画:ESR(スチュアート・ギブソン、武田諭、松谷将幸)
設計:東急建設(株)、タカトタマガミデザイン(株)[ラウンジ・託児所(保育室)・スカイデッキ]、渡辺美緒デザイン事務所[ランドスケープデザイン・託児所(園庭)・壁面緑化・公園]
施工:東急建設(株)

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