日本化学工業、福島第二工場で高純度赤燐増産

日本化学工業は8月10日、福島第二工場(福島県田村郡)で高純度赤燐の生産設備を増強すると発表した。

高純度赤燐は半導体ドーパント材料のほか、高速光通信の受発光素子などに使うインジウムリン(InP)系化合物半導体の原料となる。生成AIの普及やAIデータセンターの拡大に伴い、情報通信の高速・大容量化が進み、中長期的な需要増加を見込む。

設備増強により、生産能力は現行比約60%増となる見通し。2027年度に工事を完了し、同年度中の稼働開始を予定する。

同社はホスフィン技術を核とした一貫製造技術、精製技術、品質管理技術を活用し、純度99.9999%の高純度赤燐を製造している。需要拡大への対応と安定供給体制の強化を図るとともに、生産基盤の高度化やサプライチェーンの強靭化を進める。

増設概要

工場立地:福島県田村郡(日本化学工業(株) 福島第二工場内)
能力増強:現行比 約 60%
増強完了:2027年度(予定)
稼働開始:2027年度(予定)

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